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潮見クリニック
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日本脳炎ワクチン

  日本脳炎の発生件数は1950年代には年間数千人の発生件数がありましたが、現在は年間数人に減少しています。 ウイルスを増幅させる動物である豚には、日本脳炎ウイルスがしっかり存在していますので、ワクチンの普及が発症患者数を抑えていると思われます。 過去の病気ではありません。

日本脳炎の発生件数の推移グラフ

日本脳炎ワクチン(委託医療機関で接種)

〈1期初回〉

  • 対象年齢:生後6~90ヶ月未満
  • 標準的な接種年齢:3歳
  • 回数:2回
  • 間隔:1週間以上(標準1~4週)

〈1期追加〉

  • 対象年齢:生後6~90ヶ月未満
  • 標準的な接種年齢: 4歳
  • 回数:1回
  • 間隔:1期初回2回目終了後6ヶ月以上あける(標準は概ね1年後

〈2期〉

  • 対象年齢:9~13歳未満
  • 標準的な接種年齢: 小学校4年生
  • 回数:1回

  日本脳炎は頭痛、高熱、めまい、痙攣、意識障害などがおこり、後遺症が残ったり死亡したりする確率が高い恐ろしい病気です。 日本脳炎は日本だけでなく、中国、インド、タイ、ベトナム、台湾、スリランカ、ネパールなど 東南アジアを中心に流行地域が広がっています。 現在日本では、法律に基づく予防接種として行われています。 標準的には3歳で2回と4歳で1回の接種を行い基礎免疫をつけ、 その後小学4年生で追加接種を行い高い効果を維持するようにします。

新しい日本脳炎ワクチン(乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン)が、定期接種として接種可能となりました。

  乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンは従来の製法と異なり、マウス脳を使用せず、アフリカミドリザル腎由来株化細胞を 使用し培養増殖したウイルスを不活化したワクチンです。

平成 29~36 年度における予防接種の特例に係る積極的な勧奨

対象者

  平成 29~36 年度に 18 歳となる者(平成 11 年4月2日から平成 19 年4月1日までに生まれた者)については、平成 17 年5月 30 日から平成 22 年3月 31 日までの 積極的な勧奨の差し控えにより、第2期の接種勧奨が十分に行われていないことから、年度毎に 18 歳となる者に対して予防接種の積極的な勧奨を行うこと。