日本人の平均寿命は世界一です。衛生や医薬品などの進歩、特に感染症対策は平均寿命改善に大きな役割を果たしました。しかし、食事の欧米化による肥満の増加は寿命を縮めています。肥満は生活習慣病の原因であり、しかも肥満と供に高血圧や高脂血症や高血糖などが重なると、より健康被害が大きくなります。このような状態が重複すると、知らない間により早く動脈硬化が進みます。その結果、ある日突然に血管障害が起こり、不自由な体になってしまいます。最近は単に寿命を延ばすのではなくて、健康に生活できる時間を延ばすことに重点が置かれています。肥満を解消し健康寿命を延ばしましょう。